百画一己 〜百人一首、1人で100枚描いてみる〜【001】
原文
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
(あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ)
現代語訳
秋の田の側にある仮小屋にて夜番をしていると、屋根を葺いた苫が荒くて
私の衣の袖は、だんだんと雨露に濡れて行ってしまう。
私のイラスト解釈
秋の、静かでひんやりとしている夜をイメージしました。
春夏秋冬、いつでも雨は降りますが、秋の雨は特別静かに感じる気がします。
そんな秋の静かな夜に、様々な思いを駆け巡らせている女の子をイメージしました。
参考サイト
引用画像元